おはようございます！
今日は小売薬局業界の動向をチェックしていきましょう。
🏬 今日のピックアップ
Rite Aid、さらに100店舗以上の閉鎖を発表 破産申請後のRite Aidが、新たに100店舗以上の閉鎖リストを発表しました。毎週のように新しい閉鎖リストが公開されており、同社の厳しい状況が続いています。
CVS、2025年に270店舗閉鎖を確認 CVSが2025年に270店舗を閉鎖することを正式発表。「人口変化、消費者購買パターン、将来の健康ニーズの変化」に基づく決定としています。
Rite Aid、1,000店舗をCVSとWalgreensに売却 Rite Aidが薬局の大部分を競合チェーンに売却する計画で、CVS Healthが最大の買い手として数百店舗の処方箋ファイルを取得し、64の実店舗を完全買収しています。
薬局チェーン3社、競争激化で苦戦 CVS、Walgreens、Rite Aidの3社は、Amazon、Walmart等の大型店舗、地方のDollar Generalとの競争激化により、スナックや日用品を販売するフロント部門でも圧迫を受けています。
まとめ表（ざっくり）
会社名 | 店舗数 | 特徴 | コメント |
|---|---|---|---|
CVS Health | 約9,000店 | 医療保険と一体化、巨大医療企業化 | トップ企業。保険と薬局の融合。 |
Walgreens | 約8,700店 | 世界展開、Amazon提携など再編中 | 老舗×グローバル。変革中。 |
Rite Aid | 約1,500店 | 経営再建中、東海岸中心 | 地域密着だが苦戦中。今後に注目。 |
薬局業界の再編が加速しています。Rite Aidの破産とCVSへの大量売却、各社の大規模店舗閉鎖は、従来のドラッグストアモデルが限界に達していることを示しています。Amazon等のオンライン競争と、ヘルスケア重視への転換が業界の生き残り戦略の鍵となりそうです。
明日は医療政策と保険業界をウォッチします！
Ken Yamazaki