件名：💊 製薬ウォッチ | 米国ヘルスケアデイリー - 6月23日
おはようございます！
今週も製薬業界の動きをウォッチしていきましょう。
📈 今日のピックアップ
Prothena、従業員63%削減を発表 アルツハイマー病治療薬開発のProthena社が、第3相試験失敗を受けて全従業員の63%をレイオフすると発表。今後は残りのパートナー契約プログラムに集中し、事業戦略の見直しを検討中。バイオテック企業の厳しい現実を象徴するニュースです。
米製薬大手、中国から有望分子を積極調達 米国の製薬会社が中国からの創薬分子ライセンシングを加速。8,000万ドル程度の初期投資で数十億ドル規模の治療薬開発を狙う動きが活発化。グローバルな創薬エコシステムの変化を示しています。
Zealand Pharma、肥満治療薬で新データ発表 デンマークのZealand Pharma社が次世代肥満治療薬の臨床データを公表。Novo NordiskやEli Lillyが支配する肥満治療薬市場への新規参入を狙う。
Lilly、英国でアルツハイマー薬の償還に課題 Eli Lilly社が、英国の医療機関による同社アルツハイマー治療薬の償還拒否決定に対して控訴を予定。高額薬剤の市場アクセス問題が浮き彫りに。
💭 一言コメント
Prothenaの大規模レイオフは、バイオテック業界の資金調達環境の厳しさを改めて示しました。一方で、米中間の創薬協力や肥満治療薬市場への新規参入など、グローバルな競争は激化しています。
明日は小売薬局業界をウォッチします！
Ken Yamazaki